どのような有名な薬はバレンタインデーに導入されました?
アンチエイジングの鬼 - 楽天ブログ(Blog)
花粉が飛び始めているそうですが、まだまだ寒いですね。
インフルエンザも猛威をふるっていると聞きます。
私はこの冬は結局風邪をひかなかったです。
いつもお正月に気が抜けて、ひくのが恒例でしたが今年は大丈夫でしたね。
初風呂に温泉をはしごしたのがよかったのかな?
さて、今発売しているGINZAに登場させて頂きました↓
「肌力とは?」の問いかけに、自筆のプラカード持った写真で答えています。
↓今発売しているVOCE4月号に、私が開発したサプリメント「キャッツクローエキスAC-11」が、ドクター注目の4大美白成分の中で選ばれました。
そう、AC-11って実は美白効果もあるんですよね。
「免疫力向上やDNA修復促進効果があるとしてFDA(米国食品医薬品局)も認めています」と皮膚科医の友利先生が推奨して下さっています。
頑張って作ったから嬉しい!!
そして、今発売しているananの「アーリーアンチエイジング特集」で、アンチエイジング食について、カラー4ページ、私が監修しています↓
掲載されている「編集部のおススメ」って書いてある市販の加工品については、私が紹介した食材が入っている物を、anan読者がスーパーなどで気軽に手に入るものでということで、編集の方が選んだものです。
そこで、特別版として今日は、気軽には手に入らないけど、鬼的な市販品のチョイスをしてみますね!
ananと合わせて読んでみて下さい。
DNA修復に、亜鉛、葉酸、核酸が補給できる宮崎産のたたみいわし↓
(ちなみに、記事中に核酸がミネラルと誤記されているのを見逃してしまったのですが、核酸はアミノ酸で構成されている高分子で、ミネラルではありません。)
抗糖化によい生姜。
最近気にいっているのは、金時生姜末の粒!
添加物なしで、発芽玄米粉で固めてあるんです。
これなら、7歳のうちの息子でも、水で流し込めば飲めるようになり、風邪の時助かっています↓
↓光老化撃退によいトマト。紫外線を浴びたら、この1本。
北海道産無肥料、無農薬のこの最高においしいトマトジュースで。
↓大豆イソフラボンが有名ですが、実は葛にもイソフラボンが含まれています。
お湯で溶いて、ハチミツや生姜を入れるとおいしく飲めて、この季節体もすっごくあっためます。
放射能検査済みの、野生の吉野葛(近畿・四国・九州産)
さて、原発都民投票を求める署名は、あのあと残り1週間で驚異的な伸びを見せ、法定数を軽く超え、2月22日現在で、署名数なんと331809筆集まっています。
必要数は214236筆だったので、すでに大きく超えています。
選挙などで署名を集めることが出来なかったために、まだ署名収集中の八王子市、府中市などを合わせると、もっといくのではないかと言われています。
大阪市も法定数集まり、東京都でも現状で都民の32人に1人が、原発の是非を問う都民投票をやらせてくれと望んで署名したということになります。
この署名はただの署名ではありません。
原発の是非に関する住民投票の条例制定を直接請求するのに、法的に効力のある署名なんです。
ところが、驚いたのはこのあとの石原都知事の発言でした。
石原都知事記者会見「原発反対はサルに戻ること」
石原慎太郎都知事の会見より抜粋
そんなもん条例作れるわけないでしょ。作るつもりもないよね。
これはね、だからね原爆もそうなの原発も
原爆のね、トラウマがあるからね、なんかみんなね、その一種のセンチメントで、恐怖感で言うけどね、
あなた言うんだかどうか知らないけど、こんなのは吉本隆明の人までがね、
とにかくね、「原発に反対するのはサルと同じだ」と。
人間の進歩っていうのはね、この近代精神っていうのは、とにかく、人間はね、技術を開発することで進歩してきたと。
それを容認するのがね、歴史の原理だという事を言っててね、
その原発をとにかく反対って言う人は、代案も出さずに言っているからセンチメントで言ってるから、
これは結局人間の進歩というのを認めない
ま、人間がサルに戻る事です。
えらいはっきりした事言ったけど、私も同感ですな。
人間のねー、進歩っていうのはやっぱり、人間が自分の手で技術を開発し、挫折があったり、失敗があったり、その、あ、事故もあったけど、それをね、体験しながらね、要するに克服をすることで、その文明は進歩し、今日まできたんですよ。
原発は大事故が起きなかったとしても、そもそも、そこで働く人を被曝させることなくしてはメンテナンスすら出来ないという基本的な欠点があります。
しかも発電によって出来る「放射性廃棄物」の処理方法も、まだ見出されていません。
こんな大量の核のゴミを残すのは、私たちの子孫に対しても、あまりにも無責任なことです。
そして、原発事故は一度の事故どころか、この50年に大きなもので3度も起き、そのたびに何十年、何万年と放射線を出し続ける物質をまき散らし、土壌を汚染しています。
「あ、事故もあったけど」と都知事は軽く言いますが、1度でも起きたら取り返しがつきません。
時間がたってから、ガンを発症して苦しむ方々もいます。
その上、日本は世界でも類を見ないほどの地震国。
更に、現在地震の大活動期に入ってしまった。
そんなところに原発があれば、これは時限爆弾を抱えているみたいなものです。
代案代案と言いますが、原発のエネルギーは事故前でも20.1%の使用。現在は日本全国で2基しか動いていませんが、停電はありません。
本当に、そんなリスクをしょってまで、どうしてもやらないといけない発電なのでしょうか?
1社独占をやめて送電線使用を自由化すれば、多くの自然エネルギーも参入出来て発展できます。
日本は民主主義の国でしょう。
法律で決められた正しい方法で署名を集めた都民の多くの意志に対して、「条例作るつもりない」と言い放ち、サルだと罵倒する。
寒い中震えながら、息子と一生懸命集めた署名、そして署名してくれた人たちの思い、、、
今回は私も署名受任者として、それらを肌で少しは感じたので、知事のこの発言には、本当に驚いたと言うか、心底呆れてしまいました。
私は昔から選挙には必ず行きますが、基本的に今までは、政治がどうであれ自分の道を歩くだけだとも思っていました。
買い物は投票行動だから、よりよきものを選んだり、その情報をブログでシェアしたり、自分の畑では無肥料、無農薬、自家採種を実践し、理想を追求してきました。
しかしどんなに頑張っている畑にも、放射性物質は無残にも降り積もるのです。
願いをこめてひまわりを植えましたが、土壌は250ベクレルです。
我が息子の尿からは原発由来のセシウムが出てきました。
法律で、種とりを禁止される懸念まで出てきました。
もう、大きな仕組みを変えなければ、どうしようもないところまできています。
それには、1人1人の力、1人1人の意識が変わることでしか流れを動かせないのだと思います。
未来は、私たち次第で、まだ変えられます。
THE BLUE HEARTS チェルノブイリ
脱原発の署名ができるサイト
(いろんなアクションに対する署名情報が掲載されてます。)
Last updated 2012年2月24日 22時19分56秒
けれど日本では、今はまだ、そんなに深刻な事態ではありません。
輸入が許可されているGM植物も大豆、菜種、とうもろこし、甜菜、じゃがいも、アルファルファ、パパイヤ、綿です。
この中でとうもろこしと大豆と菜種が一番すごい量が口に入っています。
でも、みなさんスーパーで「遺伝子組み換えでない」という表示のものをよく見るでしょ?
あれは別に表示義務ないんですよ。ないけど95%遺伝子組み換えでないなら、ああいう風に表示してもいいことになっているんです。
本当は「遺伝子組み換え」であるという表示義務があるだけです。
さて、例えばどんなものに表示義務があるでしょう。
豆腐、油揚げ、おから、湯葉、高野豆腐、納豆、味噌、きな粉など豆類とこれを主原料にする加工品、コーンスナック、コーンスターチ、ポップコーン、冷凍とうもろこし、とうもろこし缶詰ととうもろこしを主原料にする加工品、ポテトスナック菓子、乾燥、冷凍ばれいしょ(じゃがいも)、馬鈴薯粉、ばれいしょを主原料にした加工品、アルファルファを主原料にするもの、甜菜を主原料にするもの
でも、こういう食品を見て、(遺伝子組み換え)という表示のもの、見たことあります?
もしかしたらどこかには存在するのかもしれませんが、少なくとも私は見たことないです。
なんでないか?それは、そんな表示があるとほとんど誰も買わないからです。
だから、こうした表示しなきゃならないものに関しては、遺伝子組み替えでないものを使うんです。
でもおかしいですよね?大豆の自給率は6%ですよ?とうもろこしは1%未満です。
日本はアメリカから大量にこの2つを輸入していますが、アメリカのとうもろこしの85%、大豆なんか91%がGMです。
ではこれら、大量に輸入されているGM作物は、どこに行っちゃったんでしょう?
ほとんどが油!大豆油、コーン油、菜種油、キャノーラ油、そして油が含まれるマヨネーズ、マーガリン、ショートニング(クッキーやパンに入ってます)、そしてガムシロップ、醤油ですよ。
そう、油や醤油、酒、食品添加物など、たんぱく質が残らないものには表示義務がないんです。
それよりもっと、目に見えない所で、たくさん使われているものがあります。何か分かりますか?
遺伝子組み換えのダイズ粕、トウモロコシ、ナタネ粕、綿実粕は、
何を隠そう、日本の家畜飼料として大量に消費されているのです。
これはたんぱく質もDNAも残っているから、動物の体に取り込まれて、そして人間へ例のマイクロRNAが移行することもあるかもしれませんね。
欧州では餌にGM作物を使わない肉や乳製品が販売される動きが広がっています。
さて、文字ばかりが続きますので、ちょっと小休止。
遺伝子組み換えでない鹿北製油の国産有機菜種油を。
私がプロデュースするオーガニックのお菓子ブランドにも鹿北さんの菜種油を使用しています。
もう1つおススメなのは、この納豆!↓
熊本県で無農薬で育てられている、ミサヲおばあちゃんという人が畑で偶然見つけたとされる幻の地大豆を使った納豆です。
肥料も、化学肥料や動物堆肥を使わず、米ぬかと納豆菌で発酵させて作ったボカシを使用しているだけだそうです。
この大豆は糖分がおおく、納豆菌の繁殖も良い、納豆になるべくして生まれた大豆なんですって。
ほんっとおいしくって、私はヤミツキです。
ごぼう茶といい、この熊本県菊池村の農家グループさんの作る作物はほんとすばらしくて、今注目しています。
農園納豆
さて、続きです。
でも、それでもね、今の日本はまだこれでも守られています。
表示義務があるから、油や醤油を除けば、よく見たらちゃんと分かります。
表示義務があるから、企業も頑張って組み換えでないものを使います。
でも、アメリカでは遺伝子組み換えの表示義務がありません。
GM作物をもっと売りたいアメリカにとっては、日本のこの表示制度は目の上のたんこぶです。
TPPに加盟すると、この表示制度がなくなる可能性があるということで問題になっています。
経団連の会長が、かなり強引にTPP加入を求めているんですが、この方が会長をしている会社は、遺伝子組み換えの最大手のM社と業務提携をしているんですね。
なるほどー、だからかと、すっきりしました。
↓この田中康夫さんの代表質問、そのことにも切り込んでいて、聞いててすごいスッキリ!
田中康夫議員の代表質問
ところで、米国食品医薬品局(FDA)が、ついに遺伝子組み換えされた「鮭」を許可しようとしてるんですって!
動物としては市場に出回るのは初めてみたいですよ。
年中成長ホルモンを分泌するように遺伝子組み換えされているので、成長速度が通常の倍なんですって。
これ食べて、またこのマイクロRNAが私たちの体に入り込むと、何が起こるのだろう。
TPPに加入したら、こんな鮭も入ってくるかも?
TPPには私はもちろん反対。
ただ、「遺伝子組み換え」表示は義務だけど、「遺伝子組み替えでない」という表示は義務ではないので、この表示制度がなくなろうとも、消費者の意識が高くさえあれば、企業はやはり「遺伝子組み替えでない」と表示できるように、頑張り続けるのかもしれないです。
少なくとも私は、化粧品に使用する大豆由来のビタミンEや大豆レシチンですら遺伝子組み換えでないものを探します。
ほんと、びっくりするほどないんですよ。特にビタミンEはほとんどが合成。
天然では日本で出回っているものは、遺伝子組み換え不分別のものばかりです。
それでも必死で探せばあるんですよ。
ただ、これを書いている途中で、シードセイバー関係の方から、いよいよアメリカで自家採種(自分で作物から種取りする)が禁止される法案が通りそうで、日本も追従するだろうという情報が入ってきました。
消毒をしていない種取出来る固定種を、種屋が販売することも出来なくなるかもしれないそうです。
真偽のほどは分からないけど、目の前が暗くなりました。
この春から畑を整備して、自家採種で本物の野菜をまた作ろう!と意気込んでいたのですが、、、
命の源である「種」を商品として、大企業に牛耳られること。
このことの本当の怖さを、多分多くの方はあまり分かっていないと思います。
まだ、私たち次第で未来は変えられます。
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Last updated 2012年2月18日 10時42分41秒
まだまだ寒い毎日が続きますね。
そろそろ花粉が飛び始めています。
今年のスギ花粉には最大で25万3000ベクレル/kgの放射性セシウムが含まれることを、
林野庁が2011年12月27日に公表しています。
スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について(林野庁)
花粉症じゃない方も、今年の花粉には要注意。
外出時にはマスクをお勧めします。
全国の花粉の飛散開始予想
私はあいかわらず、ファンデーションの発売準備でバタバタしています。
スキンケア製品と違って、コンパクトとかパフとか、展示什器とか
いろいろなものが必要なんですよね。
イメージ写真をどうするかとか、キャッチコピーとか、諸々。
まずは中身を最高のものに仕上げたら、次は外見。
外見にお金をかける気はないのですが、中身さえよければ外は何でもいいかというと、それは私は嫌なんです。
コスメは毎日使うものだから、持ってて嬉しくなるようなデザインじゃないとね。
あとは、内容やコンセプトをどう伝えるか。
基本的に文章は私が書くんですけど、熱くなりすぎて長くなりがちなのが玉にきず(笑)
そしてポスターやPOPは手紙の一種だと思うから、メッセージをちゃんと伝えたい。
そのためにどうしたらいいか、あれこれ考えるのも結構楽しいです。
畑は現在、新しい畑を整備中で、この冬は畑作業が出来ませんでした。
新しい畑が、少し斜めになっているので、砂止めを作ったりしています。
春には工事が間に合って、種蒔きしたいんですが、間に合うといいなー
土もちゃんと浄化して、いろいろ在来種の種を集めて、いっぱい植えようと意気込んでいます。
また、ご報告しますね。
種、、それは植物の情報がすべて詰まっているもの。
命の設計図。
そこに、あるのはDNA、RNA、そしてその中に含まれる遺伝子情報。
その設計図通りに、大豆は大豆になり、薔薇は薔薇になる。
その設計図は、突然変異で変わることもあるけど、自然にまかせている限り、とんでもないものと、掛け合わされたりはしません。
いわゆる品種改良とは、例えば、大きな実をつけるけど収穫が少ない品種と、実は小さいけどたくさん収穫出来る品種を交配させて、根気よく大きな実をたくさんつける品種が出来るのを待つこと。
ところが遺伝子組み換えの世界と言うのは、この問題に詳しい安田節子先生によると
ホタルの遺伝子を入れたトルコキキョウ、ヒラメの遺伝子を入れたイチゴやトマト、
クモの遺伝子を入れたヤギ、ヒトの遺伝子をいれたコメなどなんでもありの世界です。
最近では品種改良の世界にも、放射線で突然変異を起こしやすくしたりする技術を使い、かなり不自然なものになっています。
ちょっとくらいの品種改良にしておけばいいのですが、
1、形が均一で、2、成長が早く、3、一斉に発芽し一斉に収穫できる
という便利で簡単なことを追求したあげく、種の多様性が失われ、野菜の味さえ全国均一になってきています。
そもそもこうした種は、一代目しか優良な作物が出来ずに、2代目からはガタッと性質が崩れるので、種取り出来ず毎年種を買わなくてはいけません。
こうした1代限りのF1種子は、肥料を多く投入すれば作物がよく成長するように出来ています。
だから化学肥料がおおいに普及しました。
しかし雑草もよく生えるし、虫もつきやすいので農薬使用が前提です。
そこでじゃんじゃん農薬や除草剤をかけていると、やっぱり収量も落ちてきてしまいます。
種はF1種を毎年買うのではなく、固定種や在来種の種から出来た作物から、毎年種取していくことで、自分の畑の土や環境にあった多様性のある作物が出来ます。
こうした自家採種は、肥料を入れなくても育つようになってくるし、そうすれば虫も多くは寄ってきませんので農薬もいらなくなります。
ところが、あろうことか一部の大企業が、自家採種どころか、
「農薬をじゃんじゃんかけても枯れないように、遺伝子を組み替えちゃえ!」とか
「殺虫成分を自ら作り出して、食べた虫を殺してしまうような遺伝子を植えつけちゃえ!」とか、恐ろしいことを考えたために、品種改良どころじゃない領域に手を出してしまいました。
栄養価が高くなるわけでもなく、味がおいしくなるわけでもなく。
作物が殺虫成分をどんどん作り出すとか、摂取する私たちの体にとって全然ありがたくもない、こうした遺伝子を不自然に組み替えられた食べ物が体に入ることを、なんとなく気持ち悪いと思っている方も多いと思います。
しかも現在の日本の安全性審査は、、、、
1、審査自身が輸入者の任意であり、強制力はない。
2、申請者の提出した書類を審査するのみであり、第三者機関による試験ではない。
3、組み換えされた作物そのものの摂取試験は実質免除されている。
4、組み込まれたタンパク質も急性毒性試験のみ。(長期的、慢性的毒性については免除)
遺伝子組み換え作物の最大手M社のWEBサイトでは、「なぜGM(遺伝子組み換え)作物に人間での臨床試験が実行されていないのですか?」という問いに以下のような答えが書いてあります。
「GM作物に導入されたDNAの安全性をテストする必要はありません。」
「人間では遺伝子組み換え食品の安全性をテストする必要性や価値はありません」
なぜそうかという、ここに書いてある理屈がすごいのですが、
すべてのGM作物を、ノンGMの作物と比べて分析すると、タンパク質の濃度、炭水化物、脂肪、アミノ酸、食物繊維、ビタミンの含有量などがほぼ変わらないので、それだけで 「実質的に同等」だと。
栄養価が変わらないから両者は同じだと。同じものに対して、安全評価なんかいらないと、こういうぶっとんだ理屈のようです。
栄養価とかじゃないでしょ、殺虫成分どんどん作り出す遺伝子とかを組みこんどいて?
遺伝子の話しているのに、栄養価の話とすり替えるってすごい理屈ですね。
ここで一息。
今回はちょっとヘビーな話が続きますので、癒される写真をお届けします。
↑こないだ寺田本家に行った時に、行く途中で遭遇した猫たちとうちの息子です。
友人の石田大介君が撮った写真なんですが、彼にしか撮れないとてもやさしい写真だと思います。
●2010年3月 アメリカ環境医学会(AAEM)は、GM食品を排除した食事指導を患者に行うよう、あらゆる医師に呼びかけました。
また、GMO(遺伝子組み換え生物)の中止、企業に依存しない長期的な検証の実施、食品表示を求め、次のように述べました。
「いくつかの動物実験では、不妊性、免疫の問題、加齢の進行、インスリン調節、主要臓器と胃腸系の変化など、GM食品に付随した深刻な健康リスクがあることが示されている。(略)GM食品と健康の悪化については偶然とはいえない関係がある。つまり、因果関係がある。」
●2011年12月 ペルー政府は遺伝子組み換え作物の導入を10年間停止する法律を公布しました。これにより、ペルーでは、今後10年間、遺伝子を組み換えた植物や動物の輸入、遺伝子を組み換えた農畜産物、水産物の栽培、繁殖を行うことが禁じられました。
●米国のシェフが警鐘鳴らす遺伝子組み換え
●遺伝子組み換え大豆は赤ちゃんを殺す?ロシアでの研究
●↑この研究を発表した博士が日本に来た時の質疑応答記録
●GMとうも� ��こしで肝臓障害 フランスでの研究(2009年12月 英文です)
アメリカのナチュラルニュースというのを見ていたら、こういうのもやっていました。
これは必見です。見るとびっくりしますよ。
●遺伝子組換食品は臓器の機能を変えてしまう
GM作物の遺伝子情報であるマイクロRNAが、消化管を通過して血液に入り込み、
肝臓、脳、生殖器、腎臓、心臓などの臓器の機能を書き換えてしまう
可能性があると言う最新情報です。
でもね、こういう遺伝子組み換え作物の危険性の研究ってあんまり盛んではありません。
やっても潰されることが多くて、やれないんですよ。
1998年、イギリスのローウェット研究所のパズタイ博士は、マウスに遺伝子組換えじゃがいもを食べさせる実験を行い、免疫力の低下や内臓の障害(膵臓の重量低下、内臓細胞の増殖、肝臓の重量低下、胃の粘膜が厚くなる)がはっきりと認められたので、テレビ会見でこのことを発表しました。
世界中のテレビ局から研究所に問い合わせが殺到した。ところが、研究所では博士のコンピュータにロックをかけ、データを没収、2日後には博士はクビにされてしまいました。
これが「パズタイ事件」とされる象徴的な事件です。
今ではこの博士の試験は不備があったことにされています。
さて、例のごとく長すぎて一度にアップ出来ませんでした。
すみませんが後編に続きます。
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Last updated 2012年2月17日 10時58分11秒
前回の続きをアップする前に最新ニュースがあります。
昨日、朝日新聞ニュースに掲載されていた記事です。
ナノ材料、国が安全評価へ 吸引で健康被害の懸念
時間が経つと記事が削除されてしまうことがあるので、念のため内容をそのまま添付しておきますね。
日用品に広く使われているナノ材料について、国は、製造現場で作業員への安全性を調べ、規制が必要か検討する。また、一般の人がどの程度、体内に取り込むのか、健康への影響がないのか調べる。動物実験では、発がん性や胎児への影響を示す結果が相次いでいるためだ。
ナノ材料は一般的に、直径が100ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の物質をいう。工業製品や化粧品、食品、医薬品などに使われている。炭素� ��子が筒状につながったカーボンナノチューブは、半導体や燃料電池などに、二酸化チタンやシリカは日焼け止めやファンデーションなどに使われている。
一方で近年、動物実験ではナノ材料の安全性を疑わせる結果が相次いでいる。
国立医薬品食品衛生研究所などは2008年、カーボンナノチューブを腹に注射したマウス16匹のうち14匹が、がんの一種の中皮腫になったと発表した。アスベストと形が似ていることが影響すると指摘された。
欧州では来年からナノ粒子のサイズを表記しないといけないなど、規制の方向です。
日本では、今まで何度か危険性を検討する会みたいなのは発足していたようですが、ここまではっきりと国が安全性を確認すると大きく報道されたのは初めてのことのように思います。
やっとか!と思ってしまいました。
化粧品業界は特にぬるくってね。
1粒1粒バラバラではなく凝集する性質があるから皮膚からは入りにくいとか言うわけですよ。
でも粒子なんてpHとか合界とか状況次第では凝集したり拡散したりします。
しかも合界でバリアがゆるんだ肌は、いろんなものを吸収しやすい。
肌から入らなくても、茶のしずくのアレルギー発症で分かったように、鼻の粘膜からは容易に吸収します。
100歩譲って皮膚粘膜吸収は免れても肺に吸い込んだら、、、、今回はこっちのほうに対する報道ですね。
さて、どのような評価になるのでしょうね。
でも例え通常の使う量では影響がないとかいう結果が出ようとも、そもそも1ナノメートルは、100万分の1ミリメートルですよ?
サンスクリーンやUVカットのファンデに入っている酸化チタンは5ナノ~30ナノメートルくらい。
インフルエンザウイルスより小さく、細胞間より小さい。あまりにも微粒子すぎます。
体内に入らないとしても、落としても落としても肌に残留しやすい。
残留してても、微粒子すぎて目に見えません。
ノンナノ酸化チタンに比べ表面積が大きいために、酸化活性の強いナノ素材が残留ですよ?
それだけでも、私は嫌になってしまいます。
酸化チタンの酸化活性のことを書いたついでに、今日は老化の大きな原因である活性酸素と、それを消してくれる体内酵素と、抗酸化物質について、久々に書いてみたいと思います。
人間は生きて行くために呼吸をして酸素を取り入れなくてはならないのですから、活性酸素は呼吸でも生じますし、紫外線や電磁波や放射線を浴びた時にも発生します。
処理の大変なものを食べた時に肝臓で大量の活性酸素が生じるため、体の酸化は食生活に密接に関係があります。
食べ過ぎ、酒の多飲、残留農薬、肉食過多、加熱食ばかり、薬、添加物などなど。
酸素は普通原子の周りに8個の電子を持っていますが、それぞれ2個ずつペアを組んでいます。
この電子の数が減ってペアがいなくなり、不安定になっているものが活性酸素です。
不安定なので手近な体の組織から電子を奪うので、奪われた物質はまた隣から電子を奪い、連鎖的にこれが広がり、電子を奪う時に細胞膜、DNA、たんぱく質などが傷つけられることが、老化やガンやあらゆる病気の原因だと言われています。
活性酸素の主な種類です↓
「スーパーオキサイド」
もっとも頻繁に発生する活性酸素。呼吸、食事の栄養素からエネルギーを作る時や、細菌を攻撃する時にもたくさん発生します。
活性酸素としてのパワーはそれほど強力ではないのですが、過酸化水素や最強のヒドロキシルラジカルにも変化することがあります。
体内で作られるSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)酵素との反応で、酸素と過酸化水素に分解されます。
SODは亜鉛、銅、鉄、マンガン、セレニウムなどのミネラルが不足していると十分作られません。
☆セレニウムの多い食品
かつお、いわし、ほたて、牡蠣、桜海老なの魚介類、大豆、昆布、玄米、雑穀、ネギ、玉ねぎ、にんにく、ビールなど
☆亜鉛の多い食品
牡蠣、煮干し、たたみいわし、抹茶、松の実、ゴマ、アマランサス、カシューナッツ、するめ、高野豆腐、アーモンド、かに
☆銅の多い食品
干しエビ、ココア、しゃこ、ほたるいか、桜海老、イカの塩辛、カシューナッツ、ゴマ、松の実、牡蠣、納豆、しじみ、豆味噌など
☆鉄の多い食品
まぐろ、かつお、ひじき、牡蠣、あさり、しじみ、ほうれん草、パセリ、小松菜、そら豆、もずく、ココア、豆味噌、くるみ、プルーンなど
私は、今の季節は機会があれば、積極的に牡蠣を食べています。SODの原料すべてが豊富。
70種類以上のミネラルを摂取出来る吸収の良い植物性のアクティブミネラルも毎日7.5cc飲みます。
ただし、ミネラルだけ摂ってもSODは作られません。
たんぱく質不足には気を付けて下さい!
ベジタリアンの方も、大豆や豆、おから、豆乳、テンペ、納豆などで、しっかりたんぱく質は摂って下さいね。
その他、ビタミンC、ポリフェノール、フラボノイドがスーパーオキサイドを処理します。
ちなみに白樺樹液にはスーパーオキサイドを消去する力があるので、私は白樺樹液で化粧水を作ったんです。
フラボノイド、ポリフェノールの多いもの
大豆、緑茶、玉ねぎ、赤紫色の果物や野菜、赤ワイン、ソバ、ザクロ、レッドラズベリー、ゴマ、ピクノジェノール(フランス海岸松樹皮)など
「過酸化水素」
呼吸や生命活動期に発生していますが、スーパーオキサイドがSOD酵素で分解された時にも生じます。
過酸化水素自体の活性酸素としての反応力はそこまで強くないのですが、ヒドロキシラジカルなど他の強力な活性酸素に変化しやすい活性酸素です。
傷口を消毒するオキシドールは過酸化水素水です。過酸化水素から生じるヒドロキシラジカルが、細菌の細胞膜、DNAなどを損傷させることにより、殺菌、消毒をしているというメカニズム。
体内で作られるグルタチオンペルオキシターゼという酵素で分解され、無害な水になります。
カタラーゼという体内酵素でも分解され、水と水素になります。
グルタチオンペルオキシターゼはセレニウム、カタラーゼは鉄が不足していると十分作られません。
ポリフェノール、フラボノイドも有効です。
注)セレニウムは単独のサプリではなく食品から摂るのがいいと思います。
過剰摂取はよくありません。
「ヒドロキシラジカル」
強力な酸化力を持ったもっとも凶暴な活性酸素です。
過酸化水素が変化して生じたり、放射線が体内の水に当たった時にも作られます。
体内で細胞膜や遺伝子を攻撃し、細胞を壊す性質があります。
DNAを傷つけ、たんぱく質や脂質を酸化させることによって、さまざまな病気や老化の原因になります。
水に溶けやすいのでビタミンC、それからビタミンEも消去の役に立ちますが、カロテノイド、フラボノイド、ポリフェノールも有効です。
ビタミンEの多いもの
アーモンド、松の実、モロヘイヤ、うなぎ、かぼちゃ、とんぶり、鯛、ほたるいか、赤ピーマン、しそ、アボカド、枝豆、春菊など
ビタミンEは細胞の老化を防ぐ強い抗酸化作用があります。末梢血管を拡げることで血流もよくするので、くすみや肩こり腰痛にも効果あり。
でも一番はやっぱりマイナス水素イオンサプリ。
水素はヒドロキシラジカルを無害な水に分解します。
↑マイナス水素イオンサプリを発明した及川博士と鶴見先生の共著です。
去年出たのですが、すごく面白いです。水素のパワーに脱帽です。
「一重項酸素」
ヒドロキシラジカルと共に非常に毒性の高い酸素です。
紫外線を繰り返し浴びると、皮膚の細胞で大量に発生し、皮膚のタンパク質や脂肪を変質させて、しみやしわの原因にもなります。
紫外線や放射線に当たると体内でも大量に発生し、たんぱく質、脂質、DNAなどを傷つけます。
一重項酸素を消去する物質には、ビタミンEやカロテノイドが有名。
ビタミンAやビタミンB2も有効で、トリプトファン、ヒスチジンなどのアミノ酸、ポリフェノール、フラボノイドも消去の味方。
カロテノイドが多い、スイカ、かぼちゃ、トマト、ホウレン草やアスタキサンチンには強力な消去作用があり、特にアスタキサンチン(鮭など)は細胞膜など脂質中の消去に重要な役割をはたします。
カロテノイドの多い食品については以前書きましたので下記をどうぞ
カロチノイド色素の世界
私が化粧品にラズベリーオイルやアンズオイルやアスタキサンチンを入れるのはカロテノイドが多いからで、プルーンオイル、アルガンオイル、アボカドオイル、モリンガオイルなどを使うのは天然ビタミン� ��が多いからなんですよね。
SOD酵素の原料であるミネラル、たんぱく質、そして抗酸化物質を不足なく摂って
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Last updated 2012年2月8日 12時45分12秒
今週の月曜日は、友人でミュージシャンの石田大介くんと幸さん達が開催する「灯すカフェ」というイベントに行ってきました。
これは原発都民投票を求める署名集めのためのイベントで、同時に彼らのライブも楽しめるという感じでした。
幸さんの声は、魂の深いところに沁みる歌声です。
幸+福 ひとつのわ
東京電力管内にある原発の稼働をどうするかを、都民で決めるための「原発都民投票」開催を、東京都に求めるための署名集めが、去年の12月から行われているんですが、締め切りが2月9日ということで、ついにあと1週間となりました。
これは、俳優の山本太郎さんや社会学者の宮台真司さんが代表請求人となっている署名活動で、都内有権者の50分の1の、22万票集めないといけないらしいんですが、まだ17万票ということで目標数に届いていないみたいです。
1週間で5万票かー。最後盛り上がれば無理な数じゃないと思うけど、結構大変ですね。
私も一応署名を集められる「受任者」になっているんですが、中野区の私は中野区の人からしか署名を集められない決まりだし、直筆でないといけないし、印鑑か拇印がいるし、ということで全然進んでいません。
そこで中野でやってた大介君たちのイベントに参加してみたんですが、イベントに来ている人は、みんな受任者ばっかりなんで、ちょっと抜け出して息子と夫と幾人かでサンプラザ前、サンモールの中、駅前と、署名集めをしてみました。
いやー、街頭の署名活動なんて生まれて初めてやったのですが、結構楽しいですね。
しかし帰宅を急いでいる方が多いのと寒いのとで、ほとんど立ち止まってもらえません。
それでも数名の方が署名をしてくれて、いろいろお話が出来てよかったです。
うちの息子も声を出して大活躍してくれて、いい経験になったと思います。
今東電で動いている原発は新潟県の柏崎刈羽原発6号機のみということで、この1機も3月には定期検査に入るから、しばらくは稼動ゼロとなります。
でも廃炉が決まっているわけではないし、稼動ゼロになっている今年のうちに、都民の意思をきちんとした形で表明しておくのは大切だと思います。
電力の最大の消費地に住む私たちが使う電気のために、
他の県に今も原発がある。そして地震は大活動期に入っている。
どう考えても、もう無関心ですむ話ではありません。
ラストスパート!ということで、今週土曜日、表参道の私のコスメの店でも、ご希望の方に署名をして頂けるように13時半から2時間だけ、受付をすることにしました。
都民であればどこの区や市の方でも署名できるように、代表請求人の料理研究家の枝元なほみさんが店に来て下さることになりました。
私もこの2時間はいますので、署名したい方はぜひ来て下さいませ!
ちなみに、この店の電力は太陽光発電、風力発電、小水力発電、バイオマス発電所の電力証書えねぱそを買う形で、100%グリーンエネルギーで稼動しています。
日時 2月4日(土曜)昼13時30分~15時30分まで
(時間が過ぎてしまってもラフォーレ前でも署名できます)
場所 アムリターラハウス(表参道のシャネルとディオールの間を入ってすぐ。)
(追記)来て下さった方、どうもありがとうございました。
16時以降に来て下さった方もいたと聞きました。治療院を一時抜けて店にいたので、15時半まではいたのですが、すぐ戻らなくてはならなかったので、申し訳ありませんでした。
2月9日まで、主に下記の場所では毎日署名できますので、どうぞよろしくお願いします。
署名ポイント
渋谷駅 モヤイ像前またはハチ公前 1/16~2/9 毎日 12:00~19:00
新宿駅 西口小田急ハルク前 1/16~2/9 毎日 15:00~19:00
さて、私は毎日ほんとにバタバタの日々です。
ファンデーションの開発も、いよいよ大詰めに入ってきました。
全4色あり、この中の2色は酸化チタンも使いません。
ノンナノ酸化チタンを使用している色も2色あるんですが、これも活性を抑えるために、ナチュラル素材でコーティングしました。
いくらノンナノでも、酸化活性はゼロじゃないから、金属にコーティングは必須です。
でも、こういう原料が探しても全然ないんですよ。
多くの原料屋さんには、ナノ粒子でシリコーンコーティングか、ノンナノでコーティングなしか、だいたいどちらかしかありません。
ナノでコーティングなしは、酸化活性がすごいから肌によくないし、シリコーンコーティングは皮膜性が強くて最悪に落ちにくいし、、、、
探してもないので、結局原料屋さんで、ノンナノでナチュラルコーティングの原料をオリジナルで作ってもらうことになりました。
さっきからコーティング、コーティングと私がうるさく言っている理由を、ご存じない方のために書いておきますと、コーティングがない酸化チタンや酸化亜鉛は、紫外線にあたると活性酸素でまわりを錆びつかせます。
活性は酸化チタンが一番強いです。
ずいぶん昔ですが、酸化チタンを使用したペンキを樹脂の表面に塗ったら、樹脂がボロボロになったことから、酸化チタンによる活性酸素発生のメカニズムが解明され、紫外線を吸収することによって、活性酸素を発生させる光触媒効果があることも分かりました。
化粧品に使われるのは、活性が少ないルチル型という結晶構造の酸化チタンですが、酸化活性はゼロではありません。
その上、ナノ粒子になると表面積が増えるので活性が増しますから、肌を守るために通常必ずコーティングがあるのです。
このコーティングに人工合成油のシリコーンオイルが使用されていることが多いため、大変皮膜性が高く落ちにくくなることが問題です。
いくらコーティングがあっても酸化した金属ですから、肌にいつも残留していると、いいわけがありません。
ところが、このコーティング剤は微量だと全成分表に書かなくていいことになっています。
だから酸化チタン、酸化亜鉛とだけ書いてあっても、実はそれだけでないことも多いのです。
もう1つの問題は、ミネラルファンデーションやナチュラル系ファンデの中には、そもそもノンコーティングのものが多いということ。
これは、シリコーン系のコーティングでない、ナチュラルなコーティングの原料が極端に少ないことも原因しています。
それから、ノンナノの場合は、酸化活性が少ないからコーティングはいらないと判断するところが多いというのもあります。
でも私はコーティングのない金属が肌に直接のっているのは、酸化やくすみの元だし、やっぱりコーティングはほしいのです。
ミネラルで肌をスキンケア出来るファンデーション。
そんなのあるわけありません。
ミネラルと言うと聞こえがいいけど、酸化した金属ですよ?
この際、金属系はすべてナチュラル素材でコーティングすることにしました。
ノンナノ酸化チタン、ノンナノ酸化亜鉛、ノンナノ酸化鉄、マイカにすらナチュラルコーティングしたんです。
このことによって肌に優しいだけでなく、意外な効果が出ました。
コーティングによって、酸化チタンを入れなくてもかなりカバー力が出て、直接金属が肌に触れないので、色が変色しにくく、夕方までくすまないんです。
コーティングしたので粉が混ざりやすく、すべりが良くなりました。
それでいながら、石鹸やクレンジングの1度洗いで落ちるんです。
いやー手前味噌ながら、ほんといいんですよ。
ファンデーションの開発していると、いろいろと知らなかったことが知れて、すごく面白いです。
まず、全成分の表示で、いくら酸化チタンが後ろのほうにあるからって、酸化チタンが一番少ないわけじゃないと言うことを知りました。
(+/-)酸化チタンって書いてあれば、この(+/-)の後ろはぜーんぶ、色によって配合率がいろいろ変りますから、量には変動がありますというゆるーい意味なんですよ。
あとね、100ナノ以下のナノ粒子を使用せずして、SPF25以上のパウダリーファンデなんて出来ないということとか。
でも、探すとノンナノで25以上とか、たまにあるじゃないですか。
あれはどうしているのかというと、なんとシリカの中にナノ粒子の酸化チタンを入れ込むことが出来るんだそうです。
そうすると、表向きはノンナノの酸化チタンだけということになるんです。
でも、絶対シリカから外れないかというと、それは微妙だということで、なんだかこれも私は嫌なんですよね。
それから、酸化チタンのナノ粒子というのは、肌の上ですごくきしむということを知りました。
微粒子だから、むしろ逆だと思っていたのですが、実際は一番きしんで使用感が悪いようです。
今はSPFの検査と、コンパクトの色校正中。
SPFはノンナノだからたいして出ないと思っていたんですが、途中報告を聞くと、もしかしたら10前後行くかも?
こればかりは結果が出てみないと分かりません。
ちなみに粉物は、SPF書いてなくても、どんなものでもSPF5くらいはあるということも覚えておきたいですね。
すみません、アップしようとしたら文字数オーバー!
後編に続きます。
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Last updated 2012年2月5日 21時44分32秒
来月はバレンタインデーですね。
ということで、新作の生チョコです。
生チョコと言っても、乳製品は使わないので生チョコ風というのが正確ですが。
でも口どけはふわーっと、とろけます。
甘みは、玄米甘酒だけを使い、オールオーガニックで、レシチンさえ使わない、48度以下調理のRAW生チョコレート。
玄米甘酒の生チョコってどんな味かと思うでしょ?
これが意外や意外、とても甘酒とは思えない、深い優しい甘みなんですよね。
甘酒でチョコを作るのがほんと難しかったんですが、やっと完成いたしました。
発売は2月の2日かそのあたりです。
チョコレートでレシチンを使わないで作っているというと、業界の方には驚かれるのですが、うまいことすれば出来ないことはないんです。
しかし考えてみたら変わり者ですよね。
コスメは合界使わないでチョコレートみたいに大豆レシチンで乳化して、本来レシチン使うはずのチョコレートでは、レシチンすら使わないんだから(笑)
でもカカオはポリフェノールが多いスーパーフードだから食べたいけど、砂糖は摂りたくないし、原料は極力シンプルでという鬼の願望が形になりました。
さて甘酒と言えば今週、社員研修で千葉県の造り酒屋「寺田本家」さんに行ってきました。
お米で出来たマイグルトや、玄米のお酒「むすひ」など、無農薬のとても変わったお酒を作っている酒蔵です。
当主の寺田さんの「発酵道」という名著を読んで感動し、4年前にも一度ここを見学させていただき、私はとても影響を受けました。
その時のことは当時ブログに書きましたので、まだの方はよかったら読んで下さい。
発酵場体験
Something great!
今回は、寺田本家の発酵道をうちの会社のスタッフに学んでもらいたくて、会社を臨時休業して全員で訪れたのです。
いつも私の心の中には、この蔵の光景がありました。
だから2度目なんだけど、まるで故郷に帰ってきたみたいな気持ち。
↑今回は、当主の寺田さんに加えて、お婿さんの優さんが主に蔵の案内をして下さいました。
4年前と変わらないのは、寺田さんの静かなたたずまいと、優しいお人柄。
そして蔵の歴史ある風情や、酒を仕込みながら歌うと言う昔ながらの風習。
時計がなかった時代、歌うことで時間を測っていたということと、寒くて冷たい仕事を、出来るだけ楽しくするための工夫だったと言います。
効率化するためにあった機械がどんどん減り、お米すら素手で洗う蔵人のみなさん。
代わりに復活したのが「仕込み歌」。
「お酒は微生物が作るもの。
微生物は生き物だから、人の気持ちにも影響を受ける。
不平不満、愚痴を言いながら作ったら、まずいお酒が出来、楽しい嬉しい気持ちで作ったら、おいしくって人を元気にするお酒が出来る。
だから僕たちは、今日も楽しく歌うんです。」
民謡をやっている、副杜氏のなかじさんは歌い終わったあと、そう話して下さいました。
なかじさんは寺田本家の酒かすを使ったレシピ本を出して、大人気で重版になっているんだとか。
変わらない寺田本家ですが、以前とは違うところもありました。
まずマイグルトの作業場が!↓
いつも飲んでいるお米のヨーグルトのマイグルトがビンに詰められている光景を見るのは感動!
マイグルトをはじめ、寺田本家のお酒、そして使用しているお米、水が放射性物質の検査に出されていますが、すべて不検出の結果(ページ真ん中あたりを見て下さい)が出ています。
麹米を作る麹室に私服の私たちを通して下さるのは以前と変わりません。
でも、進化しているところがありました。
それは麹です。
以前は蔵の壁に住んでいる麹を増やして使用していたのですが、今はお婿さんの寺田優さんをはじめとする蔵人たちでやっている田んぼの、稲についている稲麹を使って麹米を作るそうなんです。
↑この黒いのが麹です。
このほうが、おいしいお酒が出来ると言うことで、現在はすべてこれになっているそうです。
もちろん麹室の壁には、麹菌がたくさん住んでいますから、彼らも参加してるのでしょうけどね。
この稲麹、お米作りで言えば「稲の病気」の一種と見なされるそうです。
慣行農法ではこれを防ぐために、農薬を使ったりするのでしょうね。
でも、稲麹が出来たからって、全部のお米がダメになるわけじゃない。
私も自分の田んぼで、1つか2つはこういう黒いのを見たような気もします。
優さんたちの田んぼで出来たお米は、立派にお酒の原料になり、しかも麹まで作ってくれているんだから最高ですよね。
ちなみに普通の酒蔵では、麹菌はよそから買ってきます。
↑酒母室では、麹室で出来た麹米を樽に入れて、天然の乳酸菌がやってきて発酵していくまで、何日もかかって待っています。
そしてまた、天然の酵母菌がやってきてお酒になっていくのを、ひたすら待ちます。
ちなみに一般に行われている速醸造りは、人工的に培養した乳酸や酵母を添加して短期間に発酵させているわけなので、こうした昔ながらの作り方とは全然違います。
純粋培養された乳酸菌や酵母菌は少しの腐敗菌にも弱く、蔵を薬品で消毒しなければならないほどで、麹室や酒母室に見学客を入れるなんてもってのほかですが、寺田本家さんでは、このような驚くべき光景が、、、
酒母に指を入れて、なめても大丈夫なんです。
もちろん、何日目以上か、日数が経過したものに限るんだと思うんですけど。
4年前に来た時より、更なる発酵場が完成されているんだと思いました。
「発酵場が出来ていれば、どんな雑菌がきたって負けません。
自然界にいるたくましい天然菌が参加してお酒にしてくれているのだから、蔵見学に来てくれているさまざまな方が、外から雑菌を持ち込んでくれることで、更に味わい深い、いい酒になります。」
「火落ち菌という、酒蔵が震え上がる菌があります。
これが発生したら酒は不味くなり、蔵は終わりだからと、殺菌除菌にあけくれる。
でも、うちのお酒には、実は火落ち菌も検出されたことがあります。
だけど発酵場が出来ていれば、火落ち菌が増殖することもない。
むしろ火落ち菌がちょっといるくらいの酒が、百薬の長になるんだと思いますよ。」
自信に満ちた顔で、優さんは笑っていました。
寺田さんなんかは、Oー157のジュースを飲んだって、腸に発酵場が出来ていれば、決して巻き込まれることはないとまでおっしゃっていました。
ここまで言い切れるところが、確実に進化していると思いました。
蔵見学のあとは、当主の寺田啓佐さんが1時間くらい発酵道のお話をして下さいました。
うれしき、たのしき、ありがたき、3つの「き」で「おみき」。それこそが発酵道。
発酵していると腐らない、腐らないのは変わるから
そして変わる時には、楽しく変わろう。
そんなお話をして下さいました。
変わらないもの、そして変わっていくもの。
確かに寺田本家は、いい意味で4年前とは変わっている。
変わっていくから、発酵し続けることが出来るんですね。
寺田さんは、EM菌と光合成細菌に、玄米酒むすひを混ぜて発酵させ、それを福島の農地にトラックで蒔きに行くというボランティア活動を、ずっと続けていらっしゃいます。
蒔きに行くたびに、線量がどんどん下がっていくそうです。
お酒の菌を混ぜるのは、お酒の菌は寒い時に働く菌だから。
EMや光合性細菌が増殖するには、ある一定の高温が必要ですが、確かに清酒で働く菌は、冬場の寒い時に活躍する菌です。
なるほどー!と感心してしまいました。
↓こういう研究は昔からあるようです。
放射性物質 微生物で回収
太古の地球は、それこそ放射線だらけだった。
だけど、それを分解する微生物たちがいた。
放射線や紫外線をエネルギー源とする光合成細菌たちがいたからこそ、真正細菌や藍藻が生まれ、現在のような酸素が豊富で動植物が住める地球環境になったと言われています。
私たちが自分たちの都合で作り出してしまった人工放射性物質を分解して頂くのは、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
もう二度と、こんなお世話を微生物たちにかけさせないようにしないといけませんね。
だけど今は、少しその力を借りさせて下さい。
体の中からも生みそ、糠漬け、塩麹漬け、甘酒、酒かす、キムチ、マイグルト、むすひなど、アメージンググレースたちの力を。。。。
うれしき、たのしき、ありがたき
3つの「き」の魔法で、今日も発酵したい!!
Last updated 2012年1月27日 0時6分47秒
毎日寒いですね。
さて、今日は久々にアンチエイジングの中枢について書いてみたいと思います。
私は、老化を促進する代表的なものは、次の5つだと考えています。
1、酸化
2、糖化
3、ホルモンの減少
4、DNAの損傷とミスコピー
5、テロメア(染色体の末端)の短小化
このうち、1と2をどのくらい防ぐかによって、かなり肉体年齢を下げることが出来ると思います。
女性らしさで言えば、3も重要ですが、しかし究極のところは、やはり4と5です。
そして、1を防げば同時に4もかなり防げるので、1と4は切っても切り離せないものでしょう。
今日はこの究極の4のDNAのミスコピーを、どう減らすか、どう修復するかというところに、焦点を当てたいと思います。
この件につきましては、去年から放射線の問題で、たびたび書いてきました。
私はアンチエイジングの鬼なため、元々このDNAの損傷とミスコピーを減らし、修復能を高めて、細胞の老化を防ぐということは大きなテーマなんです。
人の体には60兆個の細胞があります。
その細胞の1つ1つには23組46本の染色体が並んでいます。
その染色体はDNAとヒストンというたんぱく質で出来ています。
このDNAの中に遺伝子と呼ばれる、私たちが人間として生きていくための設計図や先祖や親から受け継いだ大切な情報があるのですが、1つの細胞にだいたい2万2千個前後の遺伝子があると言われています。
この遺伝子を構成しているDNAは、↓このような二重のらせん構造をしていて、細胞が分裂する時には、このDNAもちゃんとコピーされます。
子供ほどではないですが、私たちも毎日いろいろな細胞が生まれ変わっていますので、細胞分裂が起きています。
そして普通に生きているだけでも、毎日1つの細胞につき100万個のDNA損傷が起きています。
DNAの損傷の原因となるのは、やはり活性酸素が一番です。
活性酸素の主な発生源は、呼吸、紫外線、タバコ、大気汚染、食品添加物、残留農薬、薬、電磁波、放射線、過剰な運動、過食飽食、過剰な飲酒、過剰なストレスなどです。
DNAは二重になっているので、切れるといってもたいていは1本だけです。
DNAがこんなに多数切れてしまえば、すぐに死んでしまいそうですが、「DNA修復酵素」というものがあるので、1本だけなら無事なほうの対の1本を参考にすることで、100%近く修復します。
問題は二重らせんの2本がいっぺんに切れた場合。
これも毎日普通に生きているだけで、10個の細胞に1つの割合で起きているのです。
2つ切れてしまうと参考にするものがないのですが、それでも他のDNAから似たパターンを探してきて、なんとか修復しようとします。すごいですね。
ただ、この時に、よくミスコピーするそうなんですね。
このミスコピーがあっても、何度でも修復できるのですが、どうしてもダメな場合もう1つ防衛策があって、ミスした細胞を排除する「アポトーシス」というプログラムがあり、すみやかにミスコピー細胞は死んでしまいます。
ただ、自分の修復能やアポトーシス能の許容範囲を超えてDNA損傷が起きてしまうと、追いつかなくなってしまうことがあります。
この時起きることが次の2つのうちのどれかです。
1、老化
2、ガン化
どっちも嫌ですが、2は命にも関わりますから、ますます大変な問題です。
ガン化までしなくても、老化は確実に進みます。
というわけで、私たちアンチエイジングの鬼は、まずは活性酸素を過剰に発生させるような生活習慣、食習慣を出来るだけやめ、その上で生きているだけでどうしても生じる活性酸素も、野菜に含まれるポリフェノールやビタミンA、C、Eなどの抗酸化物質や、「美的水素」「ヒマラヤ岩塩」のような還元力のあるもので、酸化を還元することで、出来るだけDNAや細胞損傷を防ごうとしているわけです。
起きてしまった損傷は、DNAの修復能力を高める、キャックローの樹皮エキスのAC-11を飲むことで、出来る限り正確に修復するという作戦もとっています。
特に現在は、放射性物質が花粉とくっついて飛んでいたり、食べ物の中に含まれていたりしますので、本当にたまらない状況です。
放射線は3割はそれ自身でDNAを切りますが、7割は放射線によって細胞内の水に活性酸素が生じて、これによって細胞の中の組織とDNAが損傷を受けます。
それ自身で切るより、それによる活性酸素がメインなんですよね。
この春の放射性花粉による内部被曝は、花粉症用のマスクをすることで、
ずいぶん防げますので、東日本の方はおでかけ時にはマスクがおススメです。
被曝予防に花粉マスク有効 セシウム通さず 東大実験 (朝日新聞)
更に今日はDNA修復に欠かせない栄養素を3つ書きたいと思います。
昔出した「アンチエイジングの鬼レシピ」にもDNA再生メニューとかって載せているんですが、それは亜鉛、葉酸、核酸の3つです。
まず、亜鉛は細胞分裂と細胞形成と成長に欠かせないミネラルです。
DNAをコピーする時に活躍するポリメラーゼという酵素があるのですが、この酵素に亜鉛が含まれているので、亜鉛不足ではちゃんとしたコピーが出来ません。
また、DNAをコピーする時に大活躍するジンクフィンガーと呼ばれる転写活性たんぱく質にも、亜鉛がたくさん含まれています。
しかも、活性酸素を体内で処理するSOD酵素の原料の1つが亜鉛です。
コラーゲンの合成にも関わりますし、味覚の正常化や、男性では生殖能力の維持にも重要なミネラルです。
亜鉛の多い食品
牡蠣、煮干し、たたみいわし、抹茶、松の実、ゴマ、アマランサス、カシューナッツ、するめ、高野豆腐、アーモンド、かに
次に「葉酸」です。
DNAでミスコピーが起きると、すぐになんとかしようとして、ミスコピー修復酵素が働くのですが、この時葉酸が不足していると、酵素がうまく働かないのです。
葉酸はDNAの生成や修復に、とても重大な役割を持っています。
葉酸の多い食品
酵母、焼き海苔、わかめ、うなぎ、たたみいわし、青のり、枝豆、モロヘイヤ、きなこ、大豆、パセリ、ほうれん草、あさつき、春菊、アスパラガス、あおさ、酒かす、昆布、お茶、アマランサス、サニーレタス、ブロッコリー
最後に、「核酸」です。
傷ついた遺伝子を修復するには、欠かせない栄養素だと言われています。
DNAの原料となり、DNAの情報を写し取ってたんぱく質を合成するRNAも豊富です。
どんな食べ物にも、核酸は含まれていますが、核酸が多く含まれているものには、プリン体やコレステロールが高い食品もあるので、食べ過ぎには注意して下さい。
効果的に核酸が摂取出来る食べ物
サケの白子、ビール酵母、パン酵母、ちりめんじゃこ、かつお節、海苔、大豆、はまぐり、いわし、アンチョビ、牡蠣、鮭、イカ、うずら豆、ソラマメ、えんどう豆、インゲン豆、海藻など
こう見ると葉酸も核酸も多そうだから、瀧の酵母もいいかもですね。
海産物は、くれぐれも汚染のないものを選んでください。
また、栄養バランスを良くした上で、摂取カロリーだけを6割~7割(特に炭水化物を減らす)にすると、長寿遺伝子がONになることが、あらゆる生物で確認されていますが、これによりDNA修復も増えることが分かっています。
DNA損傷を、出来るだけ防ぐ。
そしてミスコピーは、すみやかに修復したい!!
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Last updated 2012年1月19日 9時35分38秒
寒いですね、今日はこの冬一番の寒さだとか言われていますね。
私はやっとお正月ボケから回復し、じょじょにいつものペースを取り戻してきました。
今朝起きて、あれ?ちょっと喉痛い?って思いましたが、プロポリススプレーことあるごとにスプレーしてたら、午後には何ともなくなってきました。
ダメ押しで金時しょうが湯も飲んでいます。ああーおいしい、沁みますね。
抗糖化作用も高いと知ってからは、生姜が更においしく感じます。
さて、一昨日は六本木でやっていた田中優さんの講演会に行ってきました。
「未来レポート」ってタイトルです。
優さんの講演会は去年7月に続いて2度目だったんですが、お話がすごく分かりやすいし、内容も明るい未来を感じさせるものなので、私は1度聞いてすっかりファンになってしまいました。
田中優さんは環境活動家で未来バンク事業組合理事長、日本国際ボランティアセンター理事。
ミスチルの桜井さん、小林武史さん、坂本龍一さんが資金を出して環境保全のための非営利団体の「ap bank」の監事としても有名ですね。
↑上記をはじめ、著書は多いですが、坂本龍一さんと「非戦」という本を共著で書かれていたこともありましたね。
実は私は中1の時から坂本龍一さんの大ファンで、坂本さんのラジオ「サウンドストリート」で投稿ハガキが読まれたことが、少女時代の私の一番のトピックスなくらいでした(笑)
今はそこまでファンと言うわけではないですが、私の中ではずっと特別な存在なので、坂本さんが、ずいぶん前から環境問題のほうに着手されていることや、「STOP六ヶ所村」などの活動には、遠巻きながら敬意を表しておりました。
そんなことから、なんとなく田中優さんにも以前からずっと親しみが勝手にあったのです。
優さんはチェルノブイリ原発事故から脱原発活動をずっとされているようですが、お話を聞いていても、こぶしを振り上げるような感じは全然なくて、いつもニコニコです。
反対運動って感じなど微塵もなくて、わがままな現代人にいきなり我慢を強いる提案も全然なくて、話は理路整然としてて、解決策がどんどんと提案され、実に明快。
それは「原発がないと、電力が足りないだろう!」という思い込みを覆すだけでなく、「代替えの自然エネルギーを今すぐ充実させないと!」とあせるわけでもないんですよね。
元々日本は先進国の中では、一番省エネが実現できている国だから、そこまで必死にならなくても、ピーク時の電力を減らす工夫をちょっとすれば、わずか20.1%の原子力電気分くらいは、なんとかなってしまうそうなんです。
消費電力の22%しか消費していない家庭の電力では、我慢を強いるわけでもない簡単な「節電方法」で解決。
例えば木製の内窓などを入れてとにかく断熱する、スイッチ式コンセントを使う、古い冷蔵庫を省エネタイプに買い替える(省エネだけでなく年間3万円近く、電気料金も安くなることが実証されています)、エアコンに30分のうち5分だけ順番に電気が電力会社のほうで切れるタイマーをしこむなどです。
78%もの電力を消費する事業者の場合は、ピーク時の電気料金を値上げするという、仕組み自体を変える提案。
今は使えば使うほど、電気料金は家庭では高くなり、法人では安くなる仕組みなんですってね。
そりゃ、今のままじゃ企業はピーク時でも使うでしょう。
もちろん、節電作戦をとった後は、ゆっくり自然エネルギーも充実させていけばいい。
日本は島国ですから波力発電、それから地熱発電、太陽光発電、風力発電、小水力発電などいろいろ有力なものがあります。
地熱発電なんて、実は日本は世界7割のシェアを持ち、最高の技術力があります。
岡山大学の池田教授が発明した、従来の100倍の電気を作れる太陽電池「グリーンフェライト」は2013年に実用化されるそうですし、「パーソナルエナジー」と言う高性能なバッテリーと6畳ほどの太陽光発電パネルがあれば、現在でも家1軒分まかなえちゃうそうです。
これらはみな、世界最高の技術力だそうです。
本日のロイター通信のニュース
原発付近に住む子ども、白血病の発病率が2倍=仏調査
世論調査では82%が原発を止めるべきだと出ました。
ところが、問題は東電の株主の89%が原発推進を要求しているということです。
これは、現在の電力会社に許されている電気料金の決め方「総括原価方式」というものに関係します。
この方式は、発電、送電、電力販売にかかわるすべての費用を「総括原価」としてコストに反映させ、その上に一定の報酬率(3%)を上乗せした金額を、すべて電気料金として利用者に請求できる仕組みです。
この方式だと、お金をいくら使っても利益が保証されるし、使えば使うほど電力会社も株主も儲かるわけです。
東電の大株主は、生保、金融、ゼネコン。
だから電力会社は一番高い金利で株主の銀行から融資を受け、その金利に3%上乗せした電気料金を徴収します。
総括原価方式では、固定資産に3%をのせて「事業報酬」として利益になります。
原子力発電所を1基つくれば何千億円という資産になるので、火力発電所より施設にかかる費用が格段に高いです。
高い施設を持てば持つほど、利益が上がるので、株主は原発賛成なんです。
いくらかかっても費用に3%上乗せして電気料金を徴収すればいいんですから。
株主のゼネコンの受注額の40%が電力会社がらみです。
電力会社は高いものを発注すればそれを電気料金に上乗せして儲かるし、ゼネコンも高いものを発注してくれるから儲かります。
ゼネコンは票をたくさん持っているから、政治家もなかなか逆らえません。
なんと広告費までもが総括原価に入っていました。3%のせて電気料金で徴収です。
電力会社の年間広告費は、1位のトヨタにせまるくらいだそうです。
ライバルいないのに、1社独占なのに、宣伝しまくりです。
すべてとは言いませんが、そうなるとマスコミもなかなか批判を報道しにくいという風潮はあったと思います。
芸能人の方の口が重いのも、こういう背景があるからでしょう。
年間50kw以上の電力を使っていれば、東電などの大手電力会社との契約をやめて、PPSと呼ばれるその他の電力事業者から電気を買うことが出来ます。
金融機関では城南信用金庫さんなどは、脱原発宣言をして、PPS利用と節電に取り組んでらっしゃいます。
城南信用金庫HP
しかし現在は50kw以下の家庭の電力では、1社独占だから電力会社を選ぶことが出来ません。
自宅で太陽光発電しても、送電線を使用しないでバッテリーを使うなどしなければ、電力会社に自然エネルギーを売ってその分電気代が安くなると言うことしか出来ません。
最近、「えねぱそ」という自然エネルギーを選べるシステムが出来ましたが、これは自然エネルギーの電力を買って証書をもらうことは出来るんですが、じゃあその分が毎月の電気料金から引かれるのかと言ったら、それはそれで払わないといけないんです。
要するに、自然エネルギーへの寄付みたいな形しか出来ない。
これはこれで自然ネルギーを応援するために大変意味のあることですが、、、
私の会社も表参道の店の照明は全部LEDにしたんですけど、消費電力が小さいのでPPSは使えないので、せめてえねぱその電気を買おうと思います。
えねぱそ
しかしPPSでも送電線は大手電力会社の独占なので、使うのに送電線の使用料がかかるのですが、これがめちゃ高く(PPS電気代の25%が送電費)、スウェーデンの10倍です。
新規参入を防ぐため、大手電力会社が送電線の使用料を高くしているんですよね。
日本も電力会社の1社独占をやめて、発送電分離して送電線を国有化して、他の会社に自由参入させないことには、なかなか自然エネルギーも発展出来ません。
まずはここを変えないとですよね。
今、枝野さんが発送電分離を言い出していますし、電力会社の広告費を総括原価に入れるのも問題視されてきています。
本当に、日本は変われるチャンスだと思います。
こんなに痛みを伴ったのだから、せめてよき未来の扉くらいは、未来の子供たちのために残したいと思います。
原発の是非を問う都民投票を求める署名も去年12月から始まっています。
大阪では必要数達成したそうですが、東京ではまだ3分の1しか集まっていないそうです。
2月9日までに都民の20%の、約22万署名がないと都議会に都民投票を要求できないそうです。
ネット署名などは出来ないので、新宿小田急ハルク前や渋谷のハチ公前で街頭署名出来ます。
私もお正月に行ってきました。
今週土日の「脱原発世界会議」にも行こうと思っています。
原発都民投票の情報
都民以外の方はネット署名も出来る国民投票もあります。
田中優さんの講演のスケジュールは下記にあります。ぜひ1度直接聞いてみて下さい。
田中優さん1月の講演スケジュール
田中優さん情報による、今特に注意が必要な食べ物を書いておきます。
生体濃縮によって汚染されやすくなっているのは、肉、魚、卵、牛乳、特に魚だそうです。
それから特殊に集めてしまうものは、キノコ、たけのこ、ブルーベリー、コケ。
特にしいたけ、なめこなどは気を付けて下さい。
それから、米、小麦の胚芽部分。お米は精米してよく洗えば大丈夫だが、玄米の場合は要注意だそうです。
あとは緑茶ですね。
その他の野菜は、意外とそれほどでもないとのことでした。
未来のために、新しいエネルギーと仕組みを考えたい。
もちろん、アンチエイジングのためにも!
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Last updated 2012年1月13日 9時51分2秒
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
すっかりご挨拶が遅れましてすみません。
昔から1年中でお正月が一番のんびり気分なんです。
一気に気が緩むから、お正月3日くらいから風邪をひくパターンも過去何回かありましたが、今年はとても元気でした。
年末年始は、珍しくどちらの実家にも帰らず、家の片づけをしていました。
忙しくてもなんとか日頃の家事はやっているのですが、大掛かりな片づけがなかなか出来ていなくて、今年はそれに集中しようということになり、衣類から本からいろいろ仕分けしていました。
いやー、でもなんだかすっきりですね、
片づけって眠っていて忘れていたものや、もう今の自分にはいらないもの、本当に必要なものが分かり、心も清々しくなるし、なんだか瞑想に似ています。
ただ、ずっと片づけばかりしているのも疲れてくるので、元旦だけはおせち料理を作ってお弁当箱に入れて、家を飛び出して箱根の温泉に行ってきました。
皿に移してみましたが、ばばっと作ったので見せるのも申し訳ないほど寂しい感じですが、野菜は一応全部オーガニックです。
かまぼこは保存料、リン酸塩、つなぎのでんぷん不使用、昔ながらの石臼製法で作られている「出雲神話」というやつです。赤い色は紅麹でつけているみたいですね。
煮しめに入れているこんにゃくも、広島産の有機生芋こんにゃくなんですよ。
これはオーガニックなだけでなく、使っている蒟蒻芋も在来種なんです。
ほんとおいしいんですよ~
生芋こんにゃくは、天然のセラミドも多くてお肌にもいいんです。
黒豆や田作りは、砂糖を使わず今回はみりんでいきました。
田作りはアガベを足したほうが、テリが出たかな。
なますは、時間がなかったので紅芯大根で、昆布は煮しめを作った時のダシ昆布を味付けして、かんぴょうがなかったんで、大根を細く切って巻きました。
簡単な少量おせちですが、それでもお正月気分満喫。
温泉にもゆっくり浸かり、夜はぐっすりと眠りました。
箱根湯本温泉の天山と、伊豆長岡の弘法の湯をはしごしたんですが、天山の洞窟風の露天風呂にボケーっと入りながら、日本人が長寿なのは温泉やお風呂に浸かるという習慣によるところもあるんじゃないのかなという気がしみじみとしてきました。
お風呂に入ると血流がよくなって新陳代謝が高まりますし、リラックスしてよく眠れます。
露天風呂というのは、頭寒足熱で、頭はのぼせないのもまたいいですね。
海外で、あの浅いバスタブと、ホースのない固定シャワーの生活をすると、よけいに日本の入浴の風習のすばらしさを感じてしまう私は、根っからの日本人だなーと思います。
露天風呂に浸かりながら、しばし瞑想。
瞑想の習慣は、毎日15分ずっと続けていますが、最近ではこんな人の多いところでも、電車の中でも、目を閉じて呼吸法を始めると、すーっと静寂に入り込めるようになってきました。
ハリ・シャルマ博士らがオハイオ州立大学とマハリシ国際大学とで行った研究では、食事で摂取する脂肪の量を同じにして比較した実験で、瞑想習慣がある集団のほうは、血中の脂質過酸化物(体内フリーラジカルの指標)が14%~16%も少なかったのです。
また、キースワレイス博士の研究によると、5年以上瞑想習慣がある人々の生物学的年齢は、そうでない人々より平均12歳若かったそうです。
まぁ、そういうアン鬼的な理由はさておき(笑)、片づけと同じで、あとの気分が清々しいので、当面続けていこうと思 っています。
さて、昨年12月に発売されたノーマンウォーカー博士の本の推薦文を、徳間書店さんから頼まれまして、帯とカバーに推薦文というのを人生初めて書かせて頂きました。
ノーマンウォーカー博士の本は全部で4冊シリーズで出るということで、腸のバージョンの帯は鶴見先生が書かれたそうで、私は「食事を正しくすれば老化は防げる」という本の帯を担当しました。
ノーマンウォーカー博士は、アメリカのローフード界の偉人で、伝説的な人物。
果物と野菜をオーガニックで自給自足しながら完全ビーガンで、誰にも介護されることなく、元気に若々しく、99歳でなくなるまで生涯現役で、ローフードと生ジュースで多くの患者さんを劇的な治癒に導いたと言われてます。
26年前になくなられ、これまで本格的な翻訳本が日本で発売されることはなかったのですが、今回初めて4冊ほぼ同時に徳間書店から出たんです。
私も初めて読ませて頂き、その徹底ぶりに驚きました。
もはや伝説の偉人なので、私ごときがごちゃごちゃ言うのもおこがましいのですが、大きく賛同する部分と共に、考え方が違うところがいくつかあったので、これは無理だ~と思ってお断りしたのですが、違うと思うことは違うと書いていいからとおっしゃって下さったので、正直な推薦文を書かせて頂きました。
なぜ若返るために生の野菜や果物が最高なのか、白砂糖や牛乳、肉が体に入ると血中や臓器の中で何が起きてしまうかが、とても詳細に徹底的に書いてある本です。
私がついていけなかったのは、穀物をいっさい食べるなと言うのと、腸内洗浄礼賛です。
病気の方の一時的な食事としてなら理解しますが、健康な人までが若返りのためだと言ってでんぷん類を一切断ってしまうのは、ちょっと栄養学的に極端だなと思いました。
穀物を主食にしてきた日本人には特に合うとは思えないし、人間の歯の構造から言っても、穀物をすり潰すための臼歯は20本、野菜を噛み切るための門歯は8本、肉を食べるための犬歯は4本ですからね。
ただ、それ以外は生野菜と果物のすばらしさがたっぷりと書かれていて、酵素に興味のある方には、とても勉強になるシリーズだと思います。
穀物に関しても、特に精製した白い穀物、白米や精製小麦粉などの炭水化物は、確かにあまり多く食べ過ぎない方がいいと、私も思っています。
もちろん炭水化物は大切なエネルギー源になりますから、不足なく食べないとなりません。
それも砂糖で摂るより、穀物で摂ったほうが吸収もゆっくりだし持ちもいいです。
ただ完全真っ白けに精製してしまうと、それはどんどん不自然で、血糖値を急激に上げてしまう、砂糖に近い存在になってしまうというのは確かです。
GI値も、ブドウ糖137、白砂糖110、食パン95、うどん、もち85、白米85、玄米55、そば54、全粒粉パン50と言った具合に、その精製度に比例してはっきりと上がります。
昨年TVを見ていて、あのマツコデラックスさんが実は肉が苦手で、白ご飯を毎日大量に食べると言うのを知りました。
白ご飯というものは、もちろんGI値110の白砂糖や、その上をいくブドウ糖果糖液糖入りの清涼飲料水よりかはマシですが、GI85で、わりとすぐにブドウ糖に分解されますからね。
日本人は穀類を主食にしてきましたが、実は白米を食べてきた歴史も玄米を食べてきた歴史もそう長くはありません。
1万年続いた縄文時代の主食は、なんと「どんぐり」です。
弥生時代に稲作の文化が入ってきましたが、お米の生産量は少なく、米2割に大麦、小麦、ヒエやアワなどの雑穀が主食で、プラス豆、どんぐり、いも、ソバという時代が長いのです。
もちろんお米も白米ではないし、かといって純粋なる玄米でもなく、なんとか道具でついて、少しでも食べやすくしようとしていました。
江戸時代ですら、江戸患いで分かるように、白米食べていたのは都会人と富裕層だけで、多くの田舎では、まだ雑穀が主流でしたからね。
炭水化物は消化されると、結局のところ「糖」になります。
糖は体や脳のエネルギーですから必要ですが、多量に摂りすぎたり、急激に血中を糖だらけにしてしまうような食べ方をしていると、体内のたんぱく質と糖が結びついて「糖化」が起きます。
糖化は、極端に早く私たちを老けさせます。
糖化が肌で起これば、弾力を失い、ハリやつやがなくなり、くすみ、透明感を失います。
皮膚の老化の原因の8割は酸化だと言われてきましたが、最近では糖化も大きな割合を占めると言われるようになりました。
砂糖のお菓子の食べ過ぎには注意している人も、白ご飯はノーマークという方は結構いるのではないでしょうか。
白いパンが大好きな女性も、とても多いですよね。
白ご飯は確かにGI85で、かなりの高GIですが、白いパンはその上をいくGI95で、更にそのパンが菓子パンだったりすると最強になります。
穀類は雑穀ごはんにしたり、玄米を12時間水につけて炊いたり、パンは全粒粉のパンにして、しかも食べ過ぎなければ、血糖値の上がりはゆるやかです。
その他に、食事の最初に繊維の多いものやお酢系のものを摂っておくという「抗糖化」作戦は何度も書いているところですが、アメリカで2010年に発表された研究では、レタス、小松菜、キャベツ、白菜などの緑色をした葉菜に、かなりの抗糖化力があるそうです。
また、インドの国立栄養研究所では、糖化を防ぐ食材として17種類を選び、真空凍結乾燥した食材粉末の糖化阻止率をAGE蛍光法で測定してたそうです。
その結果、糖化を阻止する作用がダントツで高かったのはショウガで、
その糖化阻止率はなんと93%だったそうです。
ショウガに続いてシナモン、クミン、緑茶、黒こしょう、バジル、リンゴ、レモン、ニンニクなんかが効果があったようです。
緑の葉菜に生姜と黒コショウ入れたドレッシングをかけて、食前に食べたら最強ですね!
ショウガおろしドレッシング
すりおろし生姜 1片、フラックスオイル大さじ1、レモン汁大さじ1、黒酢大さじ1、しょうゆ小さじ1、ヒマラヤ岩塩少々、黒こしょう少々
弘法の湯近くのロープウエイに乗って見た富士山です。
どうか、すばらしい1年になりますように!!
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Last updated 2012年1月7日 12時18分50秒
ごぼう茶を飲みながら、今これを書いています。
そう、結局興味津々度に勝てず、、、(笑)
ごぼう茶はいろいろなところが出していますが、意外と無農薬のものがなくて、やっと見つけまして、先週から飲んでいます。
無農薬無化学肥料 熊本県菊池水田ごぼう 元祖ごぼう茶
もちろん、しっかりごぼうの味はしますが、意外とおいしくて普通に飲めます。
年末年始は、結構これを飲んじゃいそうです。
何か体に変化があったら、またお知らせしますね。
今年も残すところあと2日ですね。
わたしは、治療院は27まで、コスメの会社は28までで仕事納めです。
表参道の路面店は、今日まで。
というわけで昨日は、厚木の畑に少し残っていた大豆の収穫をしてきました。
息子も、一生懸命「入っているかなー?」と中を見ています↓
いい感じに枯れて、中には大豆が。
収穫時期を逃しているので、中身が落ちているものもありましたが、意外と収穫できました。
昨日収穫した大豆は、種まき用として保管しておくつもりです。
この厚木の畑は、作物からは放射線不検出でしたし、土壌検査も野菜畑部分はそんなに高くはなかったのですが、来年は少し場所を変えて別の作戦を行い、新たに出直したいと思っています。
春まで、その準備が忙しくなりそうです。
土、無農薬、無肥料、そして種もすべて種取できるもののみで、理想の畑を追及していこうと夫と話し合って決意しました。
この先TPP参加で、遺伝子組み換え食品がますますたくさん輸入されてくる可能性もあり、ポストハーベスト農薬の農産物も、添加物の多い加工品も増えるかもしれません。
放射性物質の内部被曝の問題も、DNAを切断するわけですから、細胞分裂がさかんな子供の食べ物には特に注意が必要です。
ただ、脳を狂わせるネオニコチノイド農薬の使用量が国産の農産物で、
ここ数年かなり増えている現状も、私は同じように気になっています。
ネオニコチノイドについては、以前2回ほど書きましたので、詳しくはこちらをどうぞ
ネオニコチノイド系農薬は、毒性の強い有機リン系農薬の代替えとして、ここ10年急速に広まってきた農薬ですが、有機リン系農薬よりも周囲に30倍も広がりやすい性質や、水溶性のため根から吸い上げ、洗っても落ちない、無臭なので昆虫が警戒しないことなどから、逆に膨大な被害が出てきているようです。
現在、世界のあちこちでミツバチの大量死が問題になっています。
ミツバチはネオニコチノイド系農薬に影響を受けやすく、方向感覚を失ったり、帰巣できなくなったりするなどの異常が現れ、このことが大量死の原因だと言われています。
ミツバチは多くの植物の受粉に関係するので、ミツバチが絶滅したら人間も4年で滅亡すると言う説まであります。
脳神経学者の黒田洋一郎先生は、
「ヒトと昆虫の神経系は基本的に同じ。ヒトに完全に無害である殺虫剤は存在しない。子どもの脳の発達にネオニコチノイドが影響を及ぼす可能性が高い。不完全な毒性試験で認可して、健康被害が発生すると、別の農薬を売り出すのが農薬の歴史である」
とおっしゃっているようです。
農薬の神経毒性を研究している青山美子医師は、
「ネオニコチノイド系は神経伝達を阻害して、行動を抑制するように働くので、蜂は巣に帰れず、人間はうつ病や引きこもり傾向になる」
と、おっしゃっています。
自律神経、記憶、情緒、学習能力にも大きく関わるので、特に発達期の幼児や子供に重大な影響があると指摘する専門家もいます。
健康被害も出ていて、空中散布のあとでは、急性中毒、バランス感覚低下、胸部症状、頭痛、吐き気、めまい、もの忘れ、四肢脱力、心電図異常が見られる場合があるそうです。
だけど、これが今や農業用の農薬だけじゃないんですよね。
松くい虫対策、シロアリ駆除、ペットのシラミ・ノミ取り、ゴキブリ駆除、スプレー殺虫剤、新築住宅の化学建材にと、日本では現在大流行でどんどん使われてきているんですよ。
大手製薬メーカーが出していますから、マスコミはまず報道しません。
日本はここ10年でネオニコチノイドの使用量が3倍も増加し、
この量はなんとアメリカの7倍です。
その上日本はEUに比べ、ネオニコの残留農薬基準値は数十倍~数百倍も高いのです。
小さいお子様のいる方は特に、残留基準値がかなり高いお茶と果物だけでも、無農薬のものにすることをおススメします。
去年思いつめて農林水産大臣にメールしてみたりした私ですが、もちろん空振りで、、、
そうこうしているうちに、大震災、原発事故ときて、ますます日本の農業は暗礁に乗り上げてしまいました。
ただ、私たちには毎日最低3回は、日本を変えるチャンスがあります。
それは、どんな食べ物を選ぶかです。
消費者が変われば、企業も変わり、政治も変わらざるを得ません。
買うものを変えるのでもいいし、畑で作ってもいいと思います。
私たち家族が、小さな畑をやったからと言って、何の解決にもならないのかもしれない。
だけどそれでも、私は無農薬で、自家採種を続けたい。
そして種を蒔き続けたいと思っています。
今年をふりかえってみると、1月から2月はコスメの本の仕上げ、出版とほぼ同時にあの大震災があり、4月に石巻に施術に行くまでは、無力感にさいなまれ、愕然としている毎日でした。
私を救って下さったのは、他ならぬ被災地の方々です。
生かされている私たちが頑張らなくてどうするんだ、希望を持って自分の出来ることをやっていこうと、帰ってから急にやる気を出して、6月に表参道にコスメの直営店をOPENしました。
自分でも、あの1か月半でどうやって準備したか、はっきり記憶がないくらい怒涛の日々でした。
そのあと、もう一度石巻に行って渡波元気祭をお手伝いすることが出来ましたが、その後はナチュラルアンチエイジングの本の原稿の締め切りに追われる日々で、治療院をやりながら、原稿を書く忙しい夏の日々となりました。
そんな中で、カイロプラクティックの治療で印象深かったのは、施術していた不眠症、うつ症状の患者さんが、時間はかかりましたが、現在ほぼ完治と言っていい状態になったこと。
矯正は頸椎と仙骨のみです。
あとはセントジョーンズワートオイルなどを使用した、全身のオイルマッサージと、オメガ3脂肪酸、ミネラル、アミノ酸など神経伝達物質を正常化するための食事指導です。
彼女の笑顔を見るにつけ、やはり美しい背骨と食事が神経伝達には重要なことなのだと、再確信しました。
神経伝達と食事についてのことは、いろいろ書きたことがたまっているので、また次回書きますね。
今年のコスメの開発で印象に残っていることは、一番作りたかった植物の力だけでUVカットするサンスクリーンのSPF検査が10という驚異的な数字だったこと。
植物の抗酸化物質の力だけで、あんなすごい結果が出るとは、本当に感動しました。
来年はいよいよノンシリコーン、ノン合界、ノン防腐剤、ノンタルク、ノンタール色素で、念願のノンナノ、ノン酸化チタン、だけどちゃんとナチュラルコーティング、しかもカバー力があって、時間がたってもくすまず、石鹸でも落ちる、その上オーガニックの、すごいファンデーションを作ります!
実はレシピはもうすっかり完成していて、あとはSPF検査に出して、コンパクトの印刷待ちなのです。
ただ、これらに時間がかかるので、発売は多分来年4月になると思います。
さて、もう1つ最後に、、、、
本の原稿を印刷所に送りだしたあと行ったセドナで、震災でなくなってしまった結婚指輪が、別の形でまた薬指に戻ってきたことは、とても嬉しかったです。
3月11日から世界は変わってしまい、別の時代に入ったように思います。
以前の結婚指輪は、以前の世界のものだから、消えてしまったのかもしれません。
今年は私たち日本人にとって試練の年となりましたが、本当に大切なことに気づかされる一年でもありました。
一日も早い被災地の復興を心から祈りつつ、新しい日本をみんなで作り上げていきたいと願っています。
どうぞ、よいお年をお迎え下さいませ。
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Last updated 2011年12月30日 12時7分53秒
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